リムジンバスで成田空港で移動。
チェックインカウンターで輪行袋に入れた自転車を預ける。特に問題なく預かってくれた。


成田を飛び立ったシベリア航空、S7-566便は2時間ほどでウラジオストク空港へ到着した。
飛行機から下りると入国審査がある。他の国へ入るときは入国カードを記入することが多いが、ロシアはそんなものなし。金髪の女性審査官にパスポートを渡すと、一回顔を見ただけでスタンプを押してくれた。
「スパシーバ(ありがとう」と言って、パスポートを受け取り、預けた自転車を受け取ったら到着ロビーへ飛び出す。
案の定白タクのドライバーが追いかけてくるが、とりあえず携帯のSIMカードを契約したいので、完全に無視。
ロシア最大手のMTC(MTSと読む)のカウンターへ行き携帯を契約しようとするが、英語が全く通じない。「アクティベート、トゥモローOK?」とひたすら言っている。「Why?」と聞くが明確な答えは帰ってこない。どうやら、閉店間近だからアクティベートできないらしい? 国際空港のカウンターでも英語通じないのか、、、ロシアに来たのを実感する。
とりあえずSIMカードの契約は明日にすることにして、銀行のATMでお金を下ろす。英語に切り替えるが、なぜかロシア語のままだが、現金のマークを頼りになんとか5000ルーブ(約1万円)下ろすことに成功。
ここで、途中で声をかけてくれた日本人二人組の旅行者と合流して、割り勘でタクシーでウラジオストクの街まで行くことにする。
このウラジオストク空港、鉄道やバスなどの公共交通機関が整備されているにもかかわらず、終電が18時とふざけた時間に終わってしまうので、タクシーで街まで行かなければならない。しかも、街は空港から40kmも離れている。
正規料金のタクシーカウンターで聞くと1300ルーブル(約2600円)で行けるらしい。(どうやら白タクの人は1500ルーブルで街まで行くと言っていたらしい)危ない危ない。交渉すれば1100ルーブルぐらいまで行けると思うけど、以前ベトナムでタクシー強盗に会っているので(20ドル盗られた)、白タクは勘弁。
なんとか無事に、タクシーのトランクに自転車と、相乗りする人のスーツケース2個が入り、街へ向けて出発する。
ここで俺が指差し会話帳を駆使し「ウラジオストク・バグザール(ターミナル駅)まで」と言うと、なんかタクシーの兄ちゃんがいろいろ言っている。
まったくわかんないので、バスを指さしたり、電車の真似をしているので推測すると電車とバスのバグザールがあるらしい。また、指差し会話帳を駆使しカタカナロシア語で、「ジェレーズナヤ(列車)」というと、笑顔で出発してくれた。
本当はウラジオストク駅のちょっと手前なんだけど、途中で指示すればOKだ。
タクシーは空港を飛び出すと、高速道路に入る。時刻は7時45分ごろだが、まだ明るい。ロシアは日本より1時間進んだ時差があるが、経度は東京と変わらないので、東京の7時前の明るさだ。
タクシーは結構なスピードで高速道路を南に進む。景色は広大な平原から、山がちな地形へ変化すると、渋滞が始まった。どうやら街に入ったらしい。
指差し会話帳を駆使して、「毎日渋滞?」と聞くと「サムデイ」と答えてくれた。なんだかタクシーのお兄ちゃんはめっちゃいい人のようだ。

渋滞しながらもウラジオストクの街をタクシーは走っていく。街はネオンに彩られて、すごく綺麗だ。道路の脇は真っ暗だが、道路沿いは超大型のディスプレイ広告や幾何学的なネオンが目に入ってくる。
想像しているロシアは、電気が止まったり、パンの配給に行列ができたりというイメージもあったけど、全然違う。
1時間半かかってタクシーはウラジオストクの街に到着した。
タクシーを降りて運転手さんにお礼をして、輪行袋に入れた自転車を持って街に出た。地図で見ると宿はこの辺りのはずだが、、、まったく見当たらない。宿は街の観光の中心地にあるので、道路沿いは明るいものの、一歩路地に入ると、スラム街のような感じになる。
仕方なく、1区画をぐるっと半周したところで、さっきのタクシーのお兄ちゃんが走って追いかけてきてくれた。どうやら、タクシー降りた後歩いているのを見て、ホテルが見つからないのか心配してくれたらしい。
タクシーのお兄ちゃんとあーだこーだ言いながら、なんとかホテルを発見。チップも要求されないし、いい人すぎる。
この日は1泊600ルーブル(約1200円)の相部屋の宿に泊まる。
ホテルのカウンターで受付の女性の人に話しかけると英語の答えが帰ってきた。こんなに英語が話せる人の存在がありがたいとは。コミュニケーションができるって素晴らしい。
無事にチェックインして、部屋の案内をしてもらって自転車を組み立てるが特に壊れてないみたいだ。よかった。
相部屋は、中国と韓国からの旅行者が一緒になる。韓国の人はどうやら数ヶ月かけてサンクトペテルブルグから主に電車でここまで来て明日帰るらしい。携帯会社の選び方などについていろいろ情報交換する。
この日はせっかくなので、さっき知り合った日本人の友達とコスプレ和食レストラン「Tokyo Kawaii」へ飯を食いに行く。

ロリータ・ファッションのウェイトレスがいるお店だ。
本当に金髪のロシア人という感じの女性がロリータファッションで接客をしてくれた(普通の飲食店です)
3人でビール二杯ずつとご飯を食べて2000ルーブル(4000円ぐらい)。お会計をお願いしたらキティちゃんのカンカンに請求書を入れて持ってきた。やるなロシア。

少し夜の街を歩いてみたけどあんまり怖くない。少なくともLAよりは安全に感じる。
これでいいのかロシア、、、なんだか想像と全然ちがうがめちゃ楽しそうだ。
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